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なぜ誰も軍縮を言い出さないのか~東アジア地域の平和構築~ [ニュースコメント]

1920年代から30年代にかけて世界にワシントンとロンドンの軍縮条約という流れがあった。第一次大戦後の国際連盟などの平和構築への試みの一環のする考え方と、来るべき世界大戦に備えてのすくみあいという要素があったと思う。事実日米間での海軍力については激論が交わされた。それから90年を経た世界は中国が台頭し、この20年間年率にして10%を越える軍事費増大を重ね、周辺地域の安全保障が冒されている。しかし今のところどの国も中国に対して軍縮を呼びかけたりはしない。中国に隣接する国は同様に軍事費を増大させて対応しているがそれでもこの地域の軍事バランスを保てることは難しい。核攻撃の標的になっている日本は防衛費を縮小させている。しかしなぜこの地域に軍縮を呼びかける声がないのだろうか。この地域の平和構築はまずこういうところから始めなければならないかもしれない。そんなものアメリカが言わないからだという指摘はその通りだ。1920年代はイギリスの力がまだ辛うじて残っており、ロンドン会議はイギリスの主唱によって開かれたはずだ。日英同盟をかつて日本と結んでいたイギリス。世界のヘゲモニーをアメリカに渡しつつあったイギリス。この存在がこの時代の軍縮の機運を作り出したかもしれない。翻って今、こうした国は見あたらない。ましてや北朝鮮が新冷戦という新たな緊張をこの地域に醸成させようとしているこの今、軍縮を言い出すのはあの宇宙人の鳩山総理しか思い浮かばない。
こう考えると限りなく不安な気持ちにさせられる。我々はセキュリティにコツコツ努めるしかないのだろうか。時代は帝国主義そのものだ。
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