facebookと組織社会

facebook革命が喧伝されている。日本でも日ごとに会員数が増えているという。ミクシー、ツイッター、そしてフェイスブック。ＳＮＳは次から次へと流行が変わる。facebookと他と違うところは実名と写真、出身学校名、勤務先まで入れることだ。知り合いの東京大学出身で某有名企業の男はこれで気兼ねなく学歴自慢ができると言った。ハーバードの学生が作ったこのシステムはそういうところがあるね。facebookの登録者でも政治的な発言や仕事の話はまったくせずに食べ物や趣味の話ばかりする人はある意味、組織から脱却できない人なのだろう。一方でビジネスや自分の仕事のプロモーションに使っている人も似たとこがあるが、これは自己顕示力の強い人。おそらくこうした人は「ツイッタービジネス論」なんて本を読んだ経験があるかも。組織に批判的な人が組織批判している人もいる。ただし友だちが同じ組織にいる場合が多く、柵がある。強烈な批判はしにくい。

日本には匿名という「文化」がある。伊達直人名で児童福祉施設にランドセルが届けられたことは記憶に新しい。

facebookが日本でどうなるのか、興味のあるところである。