こんな時だからこそ「海防」の備えを [ニュースコメント]
日本の震災に世界から支援が寄せられている。国民はこうした支援に関して心から感謝の念を持っている。自衛隊は10万人が被災地で活動している。復興には膨大な時間と金が必要だ。国の財政に余裕がない今、大きな重荷を背負って日本は歩むことになる。しかしその体力があるのかどうか。
去年、我々は国際政治の冷徹さを改めて味わうことになった。普天間問題で日米関係がきしみ、その機に乗じて中国とロシアが尖閣と北方領土で露骨な挑発を行った。そこには日本に国家として衰勢を感じ取り、今こそが領土拡大のチャンスと考える隣国のパワーポリティクスがあるのだ。だとしたら今はさらに日本にとって侵略の危機が高まっているといえるのでは。被災直後の侵攻は国際的非難を受けると言う理由で控えているが、機会をうかがっているとしたら。。。。
民主政府の本質は筆者が指摘するように「責任転嫁」である。もし侵略されたとしたら、どういう論理で責任転嫁するのだろうか。想定してみよう。「想定外だった」笑い話では到底すまされない。
2011-03-26 09:22
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