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島田紳助氏引退に思う [ニュースコメント]

 島田紳助氏が突然引退を表明。いわゆる闇社会との交流発覚の責任をとってということだが、記者会見だけではよくわからなかった。交際のきっかけは番組中の発言に対していわゆる右翼関係者からの糾弾を救ってくれたことからだという。しかしこうしたトラブルに関しては本来テレビ局や所属事務所が盾になって対処すべきものであるのだが、テレビ局も事務所もしてくれなかったのだろうか。「事務所が守ってくれないのに謹慎を要求するのならいっそのこと引退してやる」そういう意図も透けて見える。

 島田紳助が一時期伸び悩んでいたころ日曜朝のサンデープロジェクトの司会を始めた。いいポジションをとったものだと思ったが、島田が芸能界で力を持ち出したのはこの司会をやめ、新たな番組のMCを担当し始めたころだ。たけしやさんまの脇にあった才能が開花した。

所属事務所から関係性を追求されたのは21日日曜深夜という。つまり日本テレビの特番「24時間テレビ」、そして「行列のできる法律相談所」の生放送の直後である。行列で紳助は24時間マラソンを走り切った徳光和夫氏に対し「いい生前葬をしてもらいましたね。芸能人もいつまでも頂上にいられるわけじゃない。頂上からの下り方というものがある。徳光さんは幸せだ」と労いの言葉をかけた。その2日後の夜の突然の引退発表。紳助は「情け無い芸能生活の終り方だった」と自虐的に語った。まさに頂上そばの断崖から足を滑らせて落ちてしまった。運命とは皮肉だ。しかし芸能界は何でもある。1年後復帰もないとはいえない。 それが芸能界と言うところだ。


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