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Steve・Jobs~天才と日本人~ [ニュースコメント]

 5日に亡くなったアップルの前の経営者Steve・Jobs氏の逝去。フェスブックやツイッターでは彼への讃辞と追悼の言葉が重ねられていた。オバマの声明のように彼の死は彼の発明した端末で多くの世界の人々に知らされた。これこそが彼の業績を如実に示していると。ただ彼の発明はプラスばかりではなかろう。音楽やゲームに関わる多くの人が仕事を失ったのも事実だ。新たな雇用を生み出しながらそれまでの雇用を破壊する。カテゴリーキラーの商品はほぼそういうものだ。

 アップルのやろうとしたことはソニーがやるべきことだったのだという指摘がよくされる。コストカットとグローバリズムに飲み込まれる中でSONYの最良のもの、つまりイノベーションへの精神が失われたという後悔の念も。創業者の井深や盛田が次々とこの世界から退場し、あとには「優秀」とか「頭のいい」とか「営業力がある」という人々が組織を運営していく。しかし彼等はイノベーションという能力ではまったく優秀ではなく、頭がいいのではない。失敗のない選択、様々な人間の期待値をまとめるのに長けるのではという人々なのである。少しづつ少しづつ企業は活性を失っていく。

 アップルは1985年、Jobs氏を追放した。しかし経営危機に陥ると再び彼を招聘し、結果アップルは世界一の企業となった。Job以降のアップルもSONYになる可能性はある。

  Steve Jobs氏がスタンフォード大学で講演した言葉に「hungryでいろ、愚かでいろ」というものがある。彼は学生にではなくアップルの後継者達にそういったかったのかもしれない。いやいつもそう言い続けてきたのかも知れない。利口なやつは失敗したらあきらめる。しかし天才はあきらめない。執着心をもってまた挑戦する。そして成功する。愚かとはそういう意味なのかもしれない。

 日本人はみなお腹が一杯で利口な人々になったのかもしれない。


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