民主無策と安倍期待で進む円安2012年11月22日 [経済]
円が7ヶ月ぶりに82円台をつけた。巷間言われている「安倍相場」だけが理由だろうか。それもあろう。だが筆者はもうひとつの要因を指摘したい。民主無策による貿易赤字の定着である。円高無策と、原発事故による火力発電用燃料の輸入増、そして日中緊張による輸出減。この民主の無策あるいは失策による円安を誘導してることは間違いない。前にふれたようにWSJ紙は「サヨナラ円高」という記事を配信しこれから経済衰退とともに円安にふれる日本経済を予想している。民主の無策と安倍氏の金融緩和策。二つの要因がこの数週間の円安を出来させているのだ。期待と悲観。相反する思惑が円安市場を交差する。今はそんな状態だ。
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