縮む黒字円安後押し~日経~2013年2月9日 [経済]
火力発電の輸入の増加と空洞化により貿易収支が赤字となり日本の経常収支が収縮し、それがまた円安を後押ししていると日計が今朝の一面で報じている。これは民主のエネルギー対策と円高無策が招いた結果なのだが、日本の経済構造が様変わりしている証左なのだろう。日本はいわば人間に例えれば年金生活に入った実年世代。ここに来て経常黒字が減少しては招来不安が高まる。国の社会保障制度もこの経常黒字を当然のものとしているだけに、富の流失を防ぐことが必要となる。早急に対処しなければならないのが火力燃料の輸入だ。数兆円もの富が流失し、国家財政や国民の暮らしに甚大な影響を与え始めている。現実的な対応jは原発再稼動だ。国民生活のあらゆる側面を考慮して政治は判断しなければならない。筆者は脱原発は50年戦争と述べてきた。安倍政権は現実的で政治的な判断をすべきだろう。
コメント 0