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シドモア〜ワシントンの桜とある米人女性〜2013年4月2日〜 [政治]

シドモア日本紀行 (講談社学術文庫)

シドモア日本紀行 (講談社学術文庫)

  • 作者: エリザ・R・シドモア
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/03/08
  • メディア: 文庫
  • 今年もワシントンのポトマック河畔の桜並木は美しく咲き、たくさんの観光客が訪れたそうだ。ポトマック河畔の桜並木は尾崎行雄や高峰譲吉などの国内では日本人の果たした役割がよく紹介されるが、アメリカでは当時のタフト大統領の妻ヘレンとこのエリザ・R・シドモアの役割があることを日本人は知っておくべきだろう。ワシントンに住む女性ジャーナリスト、ダイアナ・パーセル(Diana Parsell)はシドモアについて記事を自らのブログに載せている。シドモアはイザベラ・バードと並んで明治の日本をルポした西欧女性として知られている。1884年に来日した外交官の兄を追ってしばしば日本を訪れた。1896年には三陸沖の津波被害にあった現地を取材し、世界に「TSUNAMI」を発信した。「ワシントン・ポトマック河畔に日本の桜を植えよう」ー彼女の着想に当時の大統領タフトの妻ヘレンが関心を持ち、日本の桜が植樹されたという。彼女はナショナル・ジオグラフィックの初の女性理事でもある。ナスジオには彼女と桜についてのデビット・ブラウン(David Brown)の記事がある。関心のある方は読むといいかも。今年は101年目の桜だった。

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