男性市場のマーケティング [経済]
NHK大河ドラマ「八重の桜」が前作の「平家物語」に次いで視聴率が低いらしい。平家の視聴率については「江」で男性視聴者が離れてしまって、平家で女性視聴者が離れてしまったと筆者は分析した。女性が主人公の大河をやればNHKは再び女性客が戻るとでも考えてるのだろうか。その考えは甘すぎる。一旦離れた客はなかなか戻らない。最も平家と八重の桜は番組の質はかなりのものである。筆者はそういう意味で大河を応援している。
大河ドラマに限らず、最近は女性向けの、女性客獲得をターゲットにした商品が巷にあふれている。女性の消費行動が男より活発だということらしいが、女の財布の数にも限りがある。アバウトな言い方かもしれないが女性市場はもはや飽和状態。なのである。今こそ男性市場を開拓すれば、男が欲しいと思う商品を世に送り出せば競争相手の少ない今こそ成功する確率はそこそこあるのではと思う。まあ男と女の市場と大雑把に分けることからして雑すぎる議論といわればその通りなのであるが、こうも街やメディアに女性商品の広告があふれているのをみると首をかしげたくなる。
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