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世界の株式日本のみ上昇2013年6月22日 [経済]

 昨日筆者はバーナンキショックは昨日の株式市場は日本は影響は小さく、新興国は大きいと記したが、その通りどころか、世界の19株式市場では日本のみが平均株価が上昇した。この一ヶ月の下落で割高感が減ったこともある。投資マネーの行き先が日本に集中したかもしれない。一方新興国の影響は長引きそうだ。特に中韓の2国は日本も注目しておくべきだろう。この6月のPMIの数字が低調で、シャドーバンキングの存在が景気の先行きに暗い影を落とす中国。株式、為替、国債のトリプル安で外資の引き上げが進むのではないかとされる韓国。EUの緊縮財政で輸出先がアメリカだよりだった中国と韓国にとってバーナンキの金融緩和の出口への言明は影響度が大きいというわけである。アメリカ経済と日本経済。今の世界の経済成長の二つのエンジン、日本とアメリカのうちアメリカのエンジンがこの先回転速度を落とす。その意味で「実験の入り口にはいったばかり」の日本はどうなるのか。日本経済があおりを受けて失速するのか。それとも昨日のように投資マネーが日本に集まり、日本が再浮揚しだすのか。世界経済において日本は今特別な位置にある。


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