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中国、PMIの一部データを公表停止 2013年7月6日 [政治]

 Bloombergが中国のPMIデータの一部が公表を停止したと報じている。PMIとは景気の先行きを示す指数。製造業の購買担当者に生産意欲などをアンケートし、それを指数化したものという。データを提供しているのは中国国家統計局。公表を停止したデータには鉄鋼業が含まれ、偽装取引計上など貿易統計の水増し疑惑が指摘されていた。PMIは2ヶ月先のGDPを示すとされる。GDP世界二位の国家のPMIが経済状況のデータを提供できないとあっては世界経済の予測がでにきくくなるばかりか、市場も経済情報公開のできない 国家としてネガティブな反応を示すだろう。中国の景気の先行き不透明感をさらに増幅させる。PMIは50を超えると景気拡大を示し、50未満だと景気後退を示す。2013年6月は50.1。50割れ寸前である。韓国も6月は5ヶ月ぶりに50を割り、それがサムソンを始め株価に影響を与えている。
 中国が50割れ公表のマイナスを恐れ、データそのものを不完全なものにしようと考えた結果の今回の判断なら、それは誤りだと思う。 


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