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大航海時代以降の歴史認識を持とう 平成25年7月7日 [政治]

 今回の参院選挙で問われているひとつに中韓との関係がある。中国の領土領海の拡大政策、経済台頭に韓国が歩み寄り、中韓が連携して対日姿勢を強めている。そのカードとしての歴史認識が改めて焦点となっている。このカードは連合国のアメリカにも通じ、中国は日米同盟を弱体化させる楔としても機能させようとしている。国家のプライドや領土問題などを中国は混在させようとしており、極めて危険な状況に入りつつある。大東亜戦争(太平洋戦争・第二次世界大戦)にまでに至る過程。問題がこじれた時その原点に立ち戻ることが大事ではないか。それもこれまでよりも長い歴史のレンジで。筆者は国と国が一気に近くなりグローバル化した大航海時代まで遡るべきだと思う。スペイン、ポルトガル、オランダ、フランス、イギリス、ロシア、そしてアメリカのアジア、アフリカ、アメリカ大陸、太平洋、大西洋への進出と植民地の争奪と帝国主義。歴史の針を500年以上遡らせるべきだろう。そうすれば現在のキリスト教やイスラム教の宗教対立もより把握と理解が進むだろう。
 東南アジアやアフリカに富が集まりだしている。これまで植民地支配と資源、人の収奪に苦しんでいた国と土地に富が集まりだした。彼らがこれから持つ自分たちの国と歴史への立ち位置は恐らく大航海時代以降の歴史をどうみるかが中心になると思う。大航海時代以降の世界史をアウフヘーベンする。アジア・アフリカの歴史と哲学者がこれから行うべき仕事だろう。その時、彼等の目に映る19世紀以降の日本人はどうなのだろうか。日本は今も昔も変わらないのである。

 


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