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日中韓の歴史の循環性~中国台頭せし時~ 2013年9月22日 [政治]

 「歴史は繰り返す」。このあまりにも常套な言葉。しかし我々は常套と言ってすませない状況にある。
中国の台頭は歴史的には周辺諸国には領土侵略の危機に瀕することと同意である。そして日中韓三者を交えた戦争も招来した。白村江の戦い、そして元寇である。白村江では唐と新羅の連合軍と、元寇では元と高麗の連合軍と日本は戦った。白村江、元寇に共通するのは両者とも朝鮮が中国の柵封に入り、日本攻撃の先頭に立っていることである。(白村江は滅亡した百済の遺民との日本の連合軍となっているが実質日本単独である)。白村江では日本軍は破れ、元寇では勝利した。
 さて時間を21世紀の今に戻そう。7月の朴槿恵大統領の訪中は両国が「政熱経熱」の時代に入ったと報道された。一方中韓の対日批判は度合いを増し、例えば安重根の記念碑をハルビンに建立することを朴氏が習氏に持ちかけるなど反日連合ができつつある。すでに武力以外では戦争状態(中国で言う三戦:法戦・世論戦・心理戦)に入ったとされる中韓vs日本。極東アジアの平和を維持するためにどう日本は動くべきか。中国台頭せし時、韓はなびき、日本は戦う。この構図は変わらない。地政学的にそうならざるを得ないかもしれない。日本が重視しなければならないのは日米関係やアセアン関係はもちろんだが、ロシア、そして以外にも北朝鮮との関係が安全保障の鍵になるかもしれない。
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