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対中投資6.4%増の意味 2013年9月24日 [政治]

 中国商務省は2013年1月〜7月の対中投資額を発表した。前年比6.4%増という。これを額面通り受け止める経済人はどれくらいいるだろうか。数字の算定基準も上がってくる数字も信用性があるのか。
 李克強氏は投資依存の中国経済の構造改革に躍起だが、その投資が急激に減れば、経済が回らなくなるのは熟知している。そのため商標などの法改正も迅速な法的処理は改善される方向だが、外資を取り込み、また逃避できないような外資企業活動の制限はそのままである。中高速の成長を遂げながら外資依存から内需拡大の経済構造に。それは日米構造協議で内需拡大を求められてきた日本のかつての姿と重なる。日本は貿易依存の経済から脱却を遂げた一方で経済は停滞し失われた20年を経ることとなった。そんな簡単にはいかないのである。
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