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消費税8パーセントへの戦い 2013年10月7日 [政治]

 ともかくは消費税は来年4月から8パーセントとなることが決まった。筆者は増率は延期すべきと小欄で繰り返し述べてきたが、もはや決まった以上、これからはこれからくる副作用の波にどう耐えるかを考えるべきと思う。タイミングよく、日経は「戦いはこれからだ」と題して増率への動きをルポルタージュしている。
 日経によると安倍総理は実は最初から消費税8パーセントを考えていたのではないかと推測している。しかしそれでは財務省のコントロールに置かれた政権というイメージが定着しかねない。民主党の愚を繰り返さず。一方で大胆な投資減税、法人減税、景気対策をセットで用意し、「実質1パーセント」の増率にしたい。つまりは増税の副作用を緩和させるという政策も同時に行うべしということだ。政権運営、財政再建、そしてアベノミクス。この3つをどう前へ進ませるか。そこで出てきた言葉は「税率より税収」。確かに前回橋本政権時は2パーセント増率の結果、金融危機の影響もあったが、税収が激減した。この失敗を繰り返さないのがデフレ脱却のひとつの関門だというわけだ・副作用の波は駆け込み需要のあとの来春から夏にやってくる。それまでに安倍総理の放つ矢はあるのだろうか。

 


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