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2+2の抑止効果と意味 2013年10月8日 [政治]

 東京で先週、外務と防衛のトップ2が閣僚協議を行った意味は、中国に強い警戒のシグナルを与え、韓国の中国傾斜への牽制となった。一方でケリー氏とヘーゲル氏は千鳥ヶ淵戦没者墓苑に献花し、靖国に行かなかった意味をくみ取って欲しいとの日本政府へのメッセージを送っている。事実上日本の集団的自衛権行使をアメリカが認めたということである。中国の反発、韓国の失意をメディアは伝えている。実はアメリカは今回オバマがアジア歴訪を行かないという「オバマショック」をできるだけ最小に抑えたいため、パワーバランスの空白を中国が利用することを防ぐ懸命のとり繕いともいえる。今回のオバマの政治決定はあきらかにミステイクと思う。得したのは日本、次に中国、損したのは韓国、一番損したのはアメリカ自身だろう。案の定記念撮影でAPECの首脳のセンターには習近平氏が立った。アメリカの影響力低下の象徴とメディアは報道し始めた。参加したある首脳は「国内問題で汲々としている大統領より、アジアに外遊して国際関係に影響力を行使できる大統領が望ましい」と述べた。新興著しいアジアでアメリカが舐められ始めた。オバマ政権のあまりのお粗末な政治決定を心配する。カーター以来の愚かな大統領なのかもしれない。
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