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アメリカ副大統領の来日 2013年12月3日 [政治]

 中国の防空識別圏設定で日米中韓の間で緊張が走っているこの時期、バイデン副大統領が来日、この後中国訪問も控えているという。日本政府はアメリカとの共闘を強調したいところだ。民間航空機の事前報告容認など日米で微妙なズレもある。オバマ政権自身が尖閣でさらに一歩進んだメッセージを表明するのかどうか?それとも内向きとされるこの政権が曖昧な態度をとり続ければ中国はさらに攻勢を強めるだろう。話は東シナ海にとどまらず南シナ海にも中国は防空識別圏を設定しようとしている。領土・領海にとどまらず領空(中国にとっての防空識別区とは領空そのものだという指摘がある)まで力によって広げようとしている中国。世界が強い態度を起こさないとその膨張は止まらないだろう。生存圏拡大を掲げてヨーロッパを荒らしたあの国と重なる。
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