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JIBsは連携を 2014年2月28日 [政治]

 去年の八月、筆者は中東へのプレゼンスを強め始めている中国をイスラエルがどう見ているか注目したいと記した。これはオバマの中東プレゼンス後退で孤立する可能性のあるイスラエルが新台頭勢力である中国とどう関わりを持つのか、この国の存立に関する問題だと考えたからである。イスラエルはしたたかで、ロシアとも太いパイプを持っている。アメリカは当然だが。ユーラシアグループのイアン・ブレマーはアメリカにとっての西、中東、そして極東の同盟国であるイギリス、イスラエル、日本が地域の問題をうまく処理しきれずやっかいな存在になりつつあるとし、それをJIBsと名づけた。少々自分勝手な考え方だと思うが、アメリカが力を失うことでその地域の同盟国が窮地に追い込まれるか、自立を余儀なくされることは自然である・であるならばアメリカ抜きにしてJIBsはJIBsとして連携をとることができないか。イギリスは同じ島国であり、アメリカにとっての西と東のウィングである。そしてイスラエル。中東諸国とのつきあいもあり、慎重なつきあいが必要だが、連合国のある意味「戦争の大義」の大きな部分を担っている国である。歴史認識カードを使って日本を孤立化させる戦略を展開している中国が今回のようなアンネ・フランクの図書毀損事件を利用して日本とイスラエルを離反させる中国の動きが明白になる前にしっかりと意思疎通と連携の意思確認を行うべきだ。杉原千畝、樋口季一郎など第二次世界大戦でユダヤ人を救った日本人の存在を今一度我々は確認し、イスラエルにメッセージを送るべきだ。情報戦と世論戦で窮地に追い込まれた過ちを繰り返すべきでは穴井。
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