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電力業界を襲う「ロシアリスク」『選択』4月号 2014年4月5日 [経済]

 ウクライナ問題で日本のメディアはどこか他人事のように報道しているが、この夏、その余波が日本に直撃する恐れがある。エネルギー危機である。『選択』4月号が伝えている。ロシアからのLNGと原油を日本は輸入している。国内消費エネルギーのおよそ10パーセント。これがこの夏までに全面禁輸となれば震災後綱渡りのやりくりをしてピーク時電力消費量を抑えてきた日本。その施策が大きく揺らぐことになるのだ。代替としてスポット調達を行えばいいというが、年間900万トンの巨大なLNG供給能力を持つ国などほとんどない。しかも欧州諸国と取り合いになる。ロシア経済の音頭取りを行うアメリカがシェールガスをその分供給してくれるのだろうか。EUと日本はアメリカのシェールガス供給の確約を条件にアメリカとの経済制裁の交渉を行うべきだろう。それをアメリカが断り、スポット価格が急騰した時日本はどう対応するのか。この夏の電力危機を我々は想定しなければならない。

アメリカの 


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