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ウクライナは新冷戦構造につながるのか 2014年4月9日 [政治]

 グーグルで〈ウクライナ 冷戦〉と検索するとニュース検索で232件がヒットした。〈Ukraine cold war〉とニュース検索すると18,700件。ウクライナ問題が世界の新しい冷戦構造を作り出すのではないかという危惧が広がっている証左といえる。地域がアジアでも中東でもなく、東欧とロシアの接点であるということ。それが重い意味を持つ。表向きでは米ロは激しく対立しているように見えるが水面下で幕際を計っているに違いない。そしてそこには綱引きがあるはずである。東ウクライナが分離独立の動きを示している。それも綱引きの表れであろう。恐らくはどこかで幕引きが引かれると思うが、問題はそれからである。新たな冷戦が始まるのか?キーになるのは中国、そして日本だと思う。ロシアは中国を陣営に引き込みたい。またアメリカの陣営を崩す一穴を日本に標的をあてるのではないか。すでに日本と中国は”冷戦構造”にある。欧州と極東に冷戦構造ができればどんな影響があるのだろうか。世界経済はどうなるのか。中露が結束を固め、中国、ロシア、中央アジア、中東に経済圏を築くのではないか。東ユーラシア経済圏とでもいおうか。一方アメリカは大西洋、太平洋を含めた経済圏を築く。中露が大陸でなら、アメリカは海洋である。この場合インド、そしてアフリカがどちらに組するか?或いは非同盟となるのかどうか?またアメリカと西欧が中国という巨大市場を捨てることができるのか?韓国は日清・日露以来の国の命運を賭けることになる。
 新冷戦で世界がどうなるか、勝手な想像をしてみたが相当ドラスティックに変わる。安全と平和を日本はどう護持できるのか。この2,3年で決まるのではないか。
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