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周永康氏の調査 2014年7月30日 [政治]

 小欄では周永康氏の調査に注目していたが、昨日中国メディアが一斉にその調査に入ったと報じた。すでに原稿が用意されてあったのだろう。淡々と報じている。石油閥と公安に強い影響力持っていた周氏。江沢民の後押しを受けて常務委員(政府序列№9)にのし上がった。日本の分析はこれで習近平氏の権力集中が一段と高まったとされる。だが報道通りなのだろうか?毛沢東の時代にも劉少奇や林彪が政治力を削がれたがその権力は一枚岩ではなかった。習近平氏を毛沢東に、李克強氏を周恩来氏に例える指摘がある。毛沢東と周恩来の関係は『周恩来秘録』にあるように毛の抑圧と排除を蔭で抵抗しながら政治生命を全うしたことがわかる。中国の権力闘争は海外メディアではなかなか報道されない。そのため意外な結果として顕在化することが多い。パラメーターはいろいろあると思う。日本のメディアの、シンクタンクのワークスに期待したい。江沢民派が急速に力を失っているのは事実だろう。
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