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韓国、国民に海外資産申告を義務化 2015年5月20日 [政治]

 韓国税務当局は一昨日6月1日までに全国民に海外資産の申告を義務付けると発表した。中国の新華社が報じている。違犯すると33万円の罰金が科せられるという。その背景は何なのだろうか?ひとつは富裕層のキャピタルフライト化を防ぐ意味があるだろう。『21世紀の資本』を著したピケティのいう個人資産の海外も含めた把握が平等な税制のために必要といった側面もあるかもしれない。だがそれだけなのだろうか?この国の課題として大量の家計負債の問題がある。そのために内需が増えないという。海外資産に目を光らせ、キャピタルフライトを防ぐことで国内にマネーを戻し、内需を増やす狙いがあると思う。あわよくば二重課税かもしれないが海外資産にも徴税することを考えているかも知れない。いずれにしても韓国の経済閉塞の一端が表れているとみるべきかも知れない。それとも21世紀型の税制を考えてのトライなのだろうか?このことを報じたのが中国の新華社というのも興味深い。党幹部や富裕層のキャピタルフライトが一般的になっているからだ。
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