韓メディアの罪 2015年5月29日 [政治]
小欄で繰り返し指摘してきたことだが、日本の嫌韓増加の要因のひとつに韓国のメディアがある。朝鮮日報、中央日報、東亜日報は毎日最新のニュースの日本語版をネットで配信している。日本の嫌韓には三種類あると思う。ひとつはかつてからの差別意識を未だに持ち、朝鮮の歴史や現在の文化には無関心な人、ひとつは李明博大統領の竹島上陸や天皇侮辱発言、朴槿恵氏の執拗なつげ口外交などで韓国嫌いになった人、もうひとつは朝鮮の文化や歴史に通じ、上記のような韓国メディアをウォッチしているひとだ。最後のカテゴリーの人々が今増えてると思う。嫌韓本ブームを支えているのもこうした人々だ。古代史や中国との長年の関係、そして半島との日本の歴史、現代文化など詳しい。そうした人々にとって韓メディアは恰好の題材を提供してくれる。例えば日本のソメイヨシノが済州島起源だという雉が毎年三月から四月韓メディアに掲載されるが日本の常識からかけはなれている。こうしたニュースが嫌韓のウォッチャーたちが日本国内で掲示板やニュースのまとめサイトで拡散されていく。負のイメージのサーキュレーションなのである。
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