日銀総裁の円安歯止め発言 [経済]
日銀総裁が為替相場に直接的な発言することは普通無い。自ら円安にストップをかける発言は異例である。なぜこうした発言に至ったのか。背後にアメリカの事情がある。景気がやや弱含みなのだ。輸出も落ちている。ここに来てドル高が行き過ぎるという指摘が出始めた。アメリカからの批判を受ける前に円安警戒発言をしておきたいという黒田氏の思惑があるのではと思う。円安により日本企業は息を吹き返し海外に出て行った工場の回帰現象も起きている。125円をピークに為替を安定させたいという日銀の考えが出ているのではないか。小泉政権の頃も125円程度のレートではなかったか。
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