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朝鮮半島残暑の二週間に何かが  2015年8月21日 [政治]

 北朝鮮が韓国の宣伝放送中止を要求して二回に渡って軍事境界線近くに砲撃、韓国が応戦するなど、南北関係が緊張している。北朝鮮は48時間以内に放送した大型スピーカーを撤去しないとさらに軍事攻撃を加えるという。北は政府幹部を粛清し、金正恩の恐怖政治が浸透、一方で韓国はセォウル号の転覆沈没、MERSの際の不手際などで政治的失敗は世論が許容しない空気が蔓延している。引くに引けない両者。実はこの緊張に二つの要因が絡んでいるのではと思う。ひとつは干魃、もうひとつは中国の抗日勝利70周年記念式典である。北の干魃は100年に一度と言われ、食料供給量も25%減となっているという。国民に不満が溜まっているのを引き締める必要があるということ。さらには9月3日の抗日戦勝利70周年記念式典の中国に食糧支援の条件等闘争として南北緊張を演出しているのではということ。式典に参加する朴槿恵大統領を牽制する意味もある。南北関係、そして中国との関係は複雑で理窟通りでは理解できないところもある。天津爆発事故もある。とにかくこれからの二週間南北関係と中国は緊張する。
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