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プラザ合意30年 2015年9月22日 [政治]

 12月8日、8月15日と並び日本にとって大きな意味を持つ日が本日9月22日である。1985年9月22日G5はアメリカのプラザホテルで為替レートの新たな合意をまとめた。「プラザ合意」である。結果日本は強烈な円高ドル安となり、一年間で円ドル為替レートは235円から150円となった。日本は円高不況となった。しかし問題はこれではなかった。不動産バブルが発生しやがて破裂。以降日本経済は衰退。世界的な影響力も落ちたのである。ドイツはプラザ合意をうまく切り抜けた。二度の敗戦で超インフレを経験し危うさを知得していたと筆者は考える。日本は長いデフレにあり、アベノミクスによりようやくその出口にさしかかったところである。しかし中国危機で先行きは不透明。TPP経済圏がうまく機能するかどうかもわからぬ。ひとついえることは戦後40年(当時)政権と政府、そして経済界に慢心があったことだ。合意で頭を下げてきたアメリカを見て敗戦の汚辱を漱いだと勘違いの空気がそこにあったと思う。筆者は「〇〇神話」を信じない。信じることの危険性を考える。「神国不敗」「金融神話」「原発安全神話」に引き起こされたもの。敗戦、バブル崩壊、そして原発事故。さらに加える憲法九条安全神話。神話を信じるところに生じる思い込みと油断。吾々は何度も経験してきたが今だに学習していない。
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