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中国の軍事力強化で米軍の基地戦略にも変化? 2015年10月16日 [政治]

 今日2015年10月16日日経朝刊でアメリカの国防省に近いランド研究所の報告を紹介している。中国のミサイル攻撃力の劇的進歩により在日米軍の基地や空母の配置にも影響を与えだしたというのである。例えばこの地域の空軍拠点である沖縄の嘉手納基地は中国との戦闘関係になれば4日から10日閉鎖される可能性が高いという。横須賀に駐留している空母ロナルド・レーガンも格好の標的となる。報告書は在日米軍の基地や空母を中国から離れた地域に移動することも検討せよという。
 日本から米軍基地がなくなる。米軍反基地闘争の支持者には大いに喜ばしい予測かも知れないがそれは独裁国家中国の覇に下ったことを意味する。
 米軍の後退は38度線に近い朝鮮半島の問題とされ在日米軍の基地展開には関係しないと思っていたがそうではないということだ。沖縄の米軍基地県外移設闘争は中国の軍拡と結びつく。リベラル・護憲勢力が中国の軍拡に目を閉じているのはこういう理由からかとも勘ぐりたくなる。
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