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テレビの若者離れ 2015年12月10日 [テレビ番組]

 若者のテレビ離れが言われて等しい。10代20代の若者はスマホでネットにアクセスしている。アクセスする時間が若い世代20代まではテレビ視聴の時間よりも多いのではないか。最も「ながら視聴」もあるので彼等は二社選択しているわけではないが。しかしこうした状況はテレビ局が招いたともいえる。ある理由を以て。すなわち視聴率である。しかも世帯視聴率(HUT)をいう。視聴率を人口構成でみるとどうだろうか?ビデオリサーチ社がどのような調査方法をとっているかはしらないが、人口構成は団塊の世代がバスト、そしてヒップが団塊ジュニア世代である。団塊世代が60代後半、団塊ジュニアが40代に突入している。世帯視聴率を狙うならこの世代に訴求したものを、というのが順目の考え方である。10代、20代へのプライオリティはこの世代に比べ低くなる。そしてこの人口構成は経年とともに変化する。10年後団塊世代は70代後半、団塊ジニアは50代となる。テレビがこの人口構成に合わせた番組を作り続けていけば、テレビが依って立っている広告システムに深刻な影響を及ぼす。NHKも税金を払う社会的中核を担う世代向けが薄くなれば公共放送としてどうなのか?若者のテレビ離れではなくテレビの若者離れが若者のテレビ離れを加速させているのである。 


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