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韓国外交の迷走 2016年2月10日 [政治]

 北の外交を「瀬尾際外交」と称するのに比し韓国は「こうもり外交」と揶揄されてきた。大中国に隣接する小国家の地政学的な生き残り戦法。「こうもり外交」は叩ける相手をみつけると「告げ口外交」へと変わる。
 さてそのこうもりがどうやらぶら下がる相手をまた変えようとしている。韓国はアメリカとミサイル防衛システムTHAADの国内配備に向けて正式協議に入ると発表した。これまで中国に配慮しアメリカの要求から逃げていた韓国だが、この方向転換の原因はもちろん北の一連の核実験だ。
 対日勝利70周年の記念軍事パレードに出かけた朴大統領。政治エネルギーを消費して対中国側に大接近したはずだ。北のこのような行動に最大限効果を発し期待してたはずだが中国のリアクションは冷たかった。故の今回の発表だ。
 韓国の政治姿勢を「ねずみ男」になぞらえるジャーナリストがいる。得てして妙だ。水木しげるが描くストーリーでは敵と味方を自分の利によって行ったり来たりする。水木は愛すべきキャラクターとして描いているが、国際政治ではどうか。いずれ代償を払う時期が来るだろう。


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