「自分が耀ける」場所を求めた？小池氏 2016年7月7日

　舛添辞任を受けての都知事選。昨日小池百合子氏が立候補を表明した。自民はすでに増田寛也小元岩手県知事を推薦する方向で動いており、増田氏は出馬を決めたとされる。春から夏へ相変わらず東京都がゴタゴタしている。
　小池氏は①冒頭解散②利権追求チーム③舛添問題の第三者委員会設置を掲げている。自分をソデにしようとしている自民党を敵対勢力に想定したかのようなやり方をちらつかせている。かといいつつ彼女は自民党を離党したわけではない。ここのところの戦法で彷彿するのは小泉元総理。自民党をぶっ壊せといいつつ自民党員で在り続け、総理に登り詰めた。かつては女性初めての宰相候補と目された小池氏。耳目をもう一度集められる場所とタイミングを図っていたように思う。タイトルに書いた「自分が輝ける」場所を都知事に求めた小池氏に都民はどこまで反応するか。