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小池劇場とポピュリズム 2017年2月20日 [政治]

 百条委員会が設置され石原元都知事が「証言台」に立つこととなった。猪瀬元都知事に引き続きである。都政のトップが「血祭り」にあげられる現象。誰かの論述に「韓国化する日本」というものがあった。大統領が職を降りると逮捕されるか自殺に追い込まれる韓国と似ていると言われても仕方ないだろう。夏の都議選を控え、自民党から離党する議員が出始めた。「小池新党」は都議会で過半数を得ようという。指摘したいが小池氏は今以て党籍は自民党である。総理の座を狙ってのことだろう。しかし事実上の「二重党籍」という不合理を追求するメディアは皆無である。地域政党は言い訳に過ぎない。有象無象が小池新党に集まっている。言い過ぎと言えるのか。ポピュリズムに便乗した議員に明らかに資質を疑われる人物が生まれるのは自民、反自民を問わず存在した。筆者は小池現象をかつての民主党と同様に疑いの目で見てきた。都議選の最中の頃からだ。
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