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アジアの「自由と民主」の再定義を 2019年9月9日 [政治]

 香港の市民デモが収束しない。市民達は五つの要求を掲げて運動を継続している。今週はアジアでウィグル、チベット、南モンゴル、台湾、沖縄、北海道の香港デモ支援者達が集会を行っている。それがネットで拡散されている。インド・太平洋戦略にも似た中国包囲網が形成されつつあると感じた。彼等が掲げるのは「自由」と「民主」。そして闘う相手は中国共産党である。
 東アジアの独裁政権にないものは「自由」であり「平等」である。しかし歴史の軸をさらにさかのぼらせてみよう。西欧の植民地支配がアジア・アフリカを席巻していたときに、我々に「自由」と「民主」があっただろうか。平等だっただろうか。その時に闘ったのがかつての日本だったとしたらどうだろうか。
といいつつも筆者は先の大戦と日本の取った行動には否定的である。アジアの自由と民主は違う方法で獲得すべきだった。日本は敗北したがひこばえがアジアをアフリカの解放につながった。
 こうした考え方は「日本帝国主義」とされ戦後は否定され続けてきた。しかし今回の香港デモが日本の何かを覚醒させているような気がする。我々が求めていたのは「自由」「民主」「平等」だったのだのではないか。「アジアの自由と民主の再定義」道路を埋め尽くした200万の香港人たちを見てそう思った。
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