共通番号制度が反対されるもう一つの理由 [ニュースコメント]
7月8日のBSプライムニュースは共通番号制度だった。これはかつて国民背番号制度といわれ、国民に番号をつけて公的サー^ビスに利用しようというものであるが、政府の狙いはズバリ税収増にある。すでにこの制度はアメリカなど先進国で普及しおり、社会保障制度の厚い北欧ではほぼすべての国で導入されている。
しかし我が国では個別の番号制度(年金・健康保険制度・免許など)があり、重複している。これが公的サービスの効率化をさまたげているとされる。小生がものごころついてから共通背番号制度は何度か議題に上ったような記憶があるが、おもに左翼勢力から反対され頓挫した。時代時代に議題に上る理由と反対した理由はあると思うが、今回の一番大きな理由は税収増があると思う。クロヨンといわれるようにサラリーマンは収入がほぼ把握されてしまうが、農家や自営業者、さらには闇の世界につらなる人々の収入把握は難しい。それを一気に解決するのが共通背番号制度というのである。出演した福嶋みずほ議員は反対だった。ちなみに小生は100パーセント把握されている。別にそれで生活がしにくいと感じたことはない。この共通番号制度でどれくらい税収が増えるのだろうか。
2011-07-10 00:25
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物事の長所と短所は裏表一体。収入が分ってしまう人は困るだろうけれど
分ってくれないと困る人もいるのです、背番号が付いたらみんな平等の土俵に立てるのだから、良い悪いも無いでしょう。情報は隠せば隠すほど何がどうなっているか分らなくなるので、公開したほうがいい。現在の個人情報保護法も変でしょう。
by jack (2011-07-10 09:56)