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無人工場の試み~キャノンのデジカメ生産無人化~2012/05/14 [政治]

 4月下旬の日経でアメリカの製造業復活の鍵の一つに「無人化工場」があるとの記事を読んだばかりだが、日本の企業も手をこまねいていたわけではない。2012/05/14の日経一面にキャノンがデジカメの生産無人化を進めていることがわかった。このブログではアメリカの製造業復活の諸戦略が家電や自動車で韓国や中国の猛迫を受けている日本の参考になると指摘してきた。無条件で見習えと入っているのではない。今のようなダンジョンの対応がアメリカに一日の長があると考えるからだ。事実シェールガス革命はメードインアメリカの強く後押しするものであり、TPPも製造業復活の文脈でアメリカの主張を読み解く必要がある。資金やテクノロジーがあるうちにこうした無人工場の開発を進めるべきだ。前回のブログで指摘したがこうした無人化が進んだ場合、これまで製造業が果たしてきた「雇用の受け皿」の役割が果たせなくなる。企業が社内にあらたな雇用を作り出すことは可能だが、これは国が中心になって雇用創造を行うべきだ。ただし税金にファイナンスされるような雇用を作るべきではない。これは菅政権がやろうとした政策で、増税路線で雇用を作るようでは経済そのものの活力を奪う。
 自動車や家電も腰を入れて無人化を探ったらどうか。体力のある内に。

 


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