SSブログ

中国リスクの行方2012年10月22日 [経済]

本日の日経で理論家で知られる三菱ケミカルHDの小林喜光氏が中国リスクについて語っている。氏は中国の政経分離の難しさを指摘、台湾・韓国との違うとしている。さらに太陽電池の採算度外視の生産でドイツや米国の企業を倒産させ、先進諸国の環境政策を阻害したやり方が自分たちの化学分野でも起きぬかと危惧している。一方で円高、電力料金、原料高といった国内でのマイナスポイントで国内工場を廃止せざるをえないともいう。結局は中国に置いていたシフトを東南アジアに移し、なおかつアメリカの製造業ルネサンスに期待するしかないというのが小林氏の考えだろう。しかしこれは韓国との競争でもあり、ちゅうごくとの競争でもある。経済戦争もまた熾烈なのだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。