アベノミクスで賃金は上がるのか平成25年3月4日(月) [経済]
アベノミクスに代表される安倍政権の成長戦略で果たして賃金は上がるのだろうか?春闘を前に気の早い、そしてアベノミクスに批判的なメディアは連日この問題を取りあげ始めている。これまでいわゆるリフレ派と称する人々は賃上げに至るまで少なくとも3年かかるという声が多かった。筆者もそれくらいはかかると思う。デフレ20年の宿痾はそう簡単に抜け出せるものではない。安倍政権は経済三団体に賃上げを要望。また政府の諮問委員会委員であるローソンの新浪社長は自社社員の年収アップを発表した。批判される前に打つ手を打っているということなのだが、企業の腰は重い。まずは夏のボーナスアップを業績の回復した企業は行うかも知れない。賃上げは企業、労組、そして政府がある意味妥協と工夫を行って、制度的に、仕組み的に行うべきだろう。
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