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シャープの危機2013年3月29日 [経済]

 危機にある日本家電の中で最も深刻な状態にあるシャープ。26日に鴻海との出資に合意が成立せず、昨日28日はサムスンからの出資が実行された。今日29日はアメリカ半導体大手クアルコムが50億円を振り込むのかどうか。時々刻々と状況が変わりつつある。経済に詳しくない筆者が不思議に思うのは、なぜシャープがサムスンからの出資を受け入れたかということだ。シャープはアップルの液晶を生産請負することで活路を見出そうとしていた。そして鴻海と組み、シャープ、アップル、鴻海の連合でサムスンに対峙するものと思われていた。それがたった100億円で転んでしまった。サムスンにしてみればこの出資は破格に安い投資である。それほど金に窮していたか。主要銀行とコミュニケーションが取れずに、そのプレッシャーがそうさせたのか。アップルはサムスンに技術が漏れるのを恐れ、経産省は日の丸家電の裏切り者として冷たい態度をとるだろう。「決められない会社」は破綻への第4コーナーを回り始めた。片山社長には戦略があるのだろうか。
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