アベノミクスへのメディア攻勢の立ち位置2013年3月31日 [政治]
明日から4月。高い支持率を背景に順風満帆の安倍政権。これまで反安倍のマスコミ陣だったがここに来てようやく攻撃のポイントを見つけたようである。それは円安による物価高。4月1日から小麦、食用油、電気、ガスなどが値上げとなる。ガソリン価格はジリジリと上がっている。これまで円高と株高で景気が上向いているがこの好循環が賃金アップまで行き渡るのは2年から3年。それまでは食料品や光熱費の値上げは我慢しろということになれば、安倍政権の支持率に影響を与えかねない。特に不満を持つのは主婦と呼ばれる人々。彼等は企業活動に直接関わることがなく、景気の善し悪しは夫の昇給で判断する。家庭では家計を管理する。彼等に向けてテレビで物価高問題を繰り返しやればアベノミクスに批判の声が高くなるというものだ。言っておくが筆者はアベノミクスを日本浮揚の最後の切り札だと考えている。従ってこうした批判は今のうちに先取りし、メディア攻撃とどう立ち向かうのか。準備なされいということだ。
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