リセッション入りしたフランス平成25年5月16日

　フランスのF2が景気後退の現場をリポートしている。倒産した企業の衣類を集めた店や、中古の家具市場。安さを求めて人が集まる。携帯を使って商品が表示通り安いのかチェックしている男性。女の子を連れてきた女性は「あんまり安いので買い過ぎないように注意している」と話す。彼女は最低賃金の給与で生活しているそうだ。過度な財政緊縮措置に反対を掲げて当選したオランド大統領は苦境に立たされている。欧州委員会のバローゾ委員長と会談したオランド大統領。EUから2年の猶予を貰って財政改革を進めなければならない。5年間の経済成長はゼロ。事実上EUの監視下に置かれたフランス。 フランスがリセッション入りした意味がEU経済に暗い影を与えている。