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オバマがスイッチを押す新しい戦争 2014年5月22日 [政治]

 2015年12月1日はどんな日か。今集団的自衛権の行使容認問題で日本は揺れているが朝鮮半島有事の際、その作戦指揮権が米軍から韓国軍に委譲される日である。これまでは有事が会った場合「米軍が戦い韓国軍も共に戦う」という体制だったのだが今度からは「韓国軍が戦い米軍が助ける」となる。これはどういう意味を持つのだろうか。しかも2015年という時期にである。この時期のアメリカ大統領はまだオバマ氏。しかし翌年の大統領選を控え二期目のオバマ政権はレイムダック状態になっている可能性が高い(いまでもそうだという声もある)元来が軍事介入に消極的な姿勢のオバマ氏が有事になった場合どこまで韓国を「助ける」のか。日本が尖閣の侵攻を受けた際の米軍の動きをシミュレーションにもなるだろう。まあ仮定の仮定なのだが凝視すべきだろう。そして指揮権が委譲した際の中ロの動きも。
 すべてが昨年九月のオバマスピーチ「アメリカはもはや世界の警察官ではない」から始まっているように思える。シリア、ウクライナ、そして緊張を高める東アジア、東南アジア。イラク戦争は「ブッシュが始めた新しい戦争」かもしれないが今度の戦争(起きたとしたら)「オバマがスイッチを押した新しい戦争」になるかもしれない。ノーベル平和賞を受賞した大統領。なんとも皮肉である。 


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