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韓国の目から見た”地政学の時代” 2014年7月21日 [政治]

 最近韓国で話題の本があるという。『歴史評論 丙子胡乱』である。http://www.aladin.co.kr/shop/wproduct.aspx?ISBN=6000669625
 明が滅亡し、清が中国の覇を握る過程で、明側についた朝鮮は清の侵攻を受け敗北。民族的受難と屈辱を受けた。
その考察を記した本だ。高価なのと邦訳がないので、書評をネットで読んだのみだが、韓国国内の今の東アジア状況をどう把握しているかを示唆してくれる。「丙子胡乱」が韓国の政治的トラウマとなっているのは確かだろう。この370年前の歴史の記憶は 100年前に、そして最近も再び蘇った。日本による韓国迎合、最近の中韓接近である。丙子胡乱はそれまで「胡」と疎んじていた北狄の新興国家に服従したくないとする政策決定がその後の300年近い清への服従を余儀なくされた。日清日露を経た日本の勃興を見た朝鮮政府の首脳は清ではなく日本を選んだ。第二次世界大戦後、二分した朝鮮は一方がアメリカに、他方は中国についた。そして現在。中国の台頭とアメリカの衰退。東アジアの政治バランスがこの10年の間に激変する。韓国は今、丙子胡乱から数えて三度目の選択の時期を迎えている。過去二回は彼等にとって成功とはいえない選択を行った。今回はどうやら中国を選択したかのように思える。21世紀の新たな地政学の時代。同盟国アメリカとそしてオーストラリアと組む意思を示しつつある。韓国は反日をカムフラージュに中国にシフト。はたしてこれが三度目にしてのようやくの成功なるのかどうか。丙子胡乱の問いかけるもの。今度の選択は吉と出るのか。


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