アベノミクスと中国経済 [経済]
上海株の下落で中国経済への懸念が広まっている。高橋洋一元内閣参事官が中国の実体経済についてコメントを述べている。それによれば中国のGDPは2014年は+1%、2015年は−3%になるという。小欄では中国の発表しているGDPを無批判に報道したり、承前でコメントするジャーナリストやエコノミストは資質的に信用しないと述べてきたが、髙橋氏の指摘は自分には納得できるものだ。数学が得意で図表マニアという髙橋氏だが輸出入統計に注目しているという。リーマンショック後のアメリカに似ており、日本は予防的景気対策で先手を打てと説く。小欄では中国のような軍拡主義との経済依存を避ける施策が必要だと述べてきたが、政府が財政、金融で予防的な景気対策で先手を打つのは必要だ。それも至急に。株価への影響も大きいからだ。
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