SSブログ

イエレンショック〜世界の警察も金融の門番もやめるのかアメリカは〜 2015年9月9日 [政治]

 アメリカの金利切り上げを中国が固唾を飲んで見守っている。ドルペッグの管理変動相場制による錬金術が馬脚を現した。ドル売り元買いでアメリカ国債も売りに出し、外貨準備高もこの夏異常な減り方を示した。そこに新興国から金をアメリカに環流させるというFRBの利上げ。IMF、G20ではアメリカの動きに強く牽制したが、1年前の九月に「世界の警察官をやめる」と言明したアメリカが金融でも「世界の門番をやめる」可能性が高い。遅くとも年内と噂されている。アメリカにすればこれが武力に代わる新たな安保カードになると考えていると筆者は踏んでいる。「中所得国の罠」にかかった中国は十年単位の不況を覚悟しだした。経済連携を強め、日米から中国の「21世紀冊封体制」に入った韓国。二国は共倒れの危険性を孕む。秋に行われるとされる日中韓首脳会談。2対1の劣勢で「ジャイアンとスネ夫」に囲まれたかのようなのび太安倍総理だが、経済の救いの手を欲しがっている二国に妥協はしないことだ。 安倍氏は「中韓の構造改革を強く要望する」と応じるだけで良い。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。