マクロン氏の支持率失速 2017年8月9日 [国際]
フランス大統領の「蜜月」は終わった。産経がマクロン大統領の支持率が36%に急落したと伝えている。どこのメディアもしくは調査会社なのかは記事では欠落しているのでその数字が事実なのかどうかはわからない。しかし相次ぐ緊縮策で熱狂は冷めたのは確かだろう。EUの財政赤字GDP比3%内ルールを守るために防衛費や住宅補助を減額するという。グローバリズムと「EU主義」を標榜する彼の政策が実施されはじめたことに他ならないのだが、その強権的手法もあって支持率が急落したと言うことだろう。すでに同じ時期のオランド氏よりも支持率は低いらしいので、早晩、特に経済政策で行き詰まれば低支持率で首が回らなくなったオランド氏を追いかけることになる。その先はEU離脱なら世界は混乱を免れないだろう。
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