パワー・アップ・ユア・ライフ [書評]
パワー・アップ・ユア・ライフ―力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則
- 作者: アルボムッレ スマナサーラ
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
大学時代の友達の精神科医に勧められて読んでる本。或る上司が部下をさして「あの子には欲望がない。欲望がないと面白い商品は作れない」と話すを聞いたことがある。欲望があるから仕事が前に進む、欲望があるから人を愛する、欲望があるから結婚する,欲望があるから豊かになる、欲望があるから飯を食べる。排泄する。。。。。などとその時、連鎖的に発想し、そうか人間も動物も生きて行くには欲望なのかと、思った。
それとこの本は真逆のことをいう。「欲望を捨てれば豊かになれる。」おそらく仏教伝来以来日本人はずっとこの問題と向き合ってきたんだと思う。その中で「現世利益」という考えも生まれてきたのかもしれない。欲望の人生か欲望なき人生か。ただ年をとるにつれ、自分には人生のそして社会の中での自分の先が見えてきた今、「欲望を捨てる」という生き方は魅力を増してきたように思える。私も年取ったということか。しかし若者に欲望がないのも困るけどね、結婚しないし子ども作らないし。話がそれた。
2010-05-26 09:17
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