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いまこそ政界再編が必要なのでは [ニュースコメント]

民主党の一部が尖閣事件の中国人船長を釈放した事に対して抗議している。民主の中の保守的な議員の活動だと言うことだ。代表戦で菅直人氏を支持した議員も含まれているという。昨夏の選挙は自民と反自民の選択選挙であった。民主は自民党を出た議員から社民党から流れた議員までアンチ自民のもとに結集した政党だ。そして昨年の選挙で国民はアンチ自民を選択した。そして1年。政治を巡る時間の流れは速い。しかしそれ以上に今激流となっているのが東アジアを巡る情勢だ。中国の軍備増強路線が南シナ海と東シナ海における領土・領海の拡大、すなわち中国の隣国にとっては侵略されるという危機をともなったものだということが明確になった今、ただ自民・アンチ自民という国内政局的な選択で国の運営を決めることの空疎さが今回の尖閣事件で露呈してしまったのではないか。ポストモダンを経た欧米の政治は2つの軸で政権を選択している。ひとつは①外交防衛政策、もうひとつは②大きな政府か小さな政府か。日本で言うなら①は憲法9条である。①をX軸②をY軸にして今の政界を再編するのが国民にとってわかりやすい選択なのではないのか。
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