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隣国の対中交渉史を学ぼう [ニュースコメント]

 隣国中国が19世紀的ナショナリズムと帝国主義を鮮明にしている今、日本政府は外交的失策を繰り返し、国民に生命財産の不安感を与えている。「ニュースバラエティ」の殆どはなぜ中国がこんなにも居丈高に変容したのか、日中関係をどう回復するかという話ばかり。穏便に嵐が過ぎるのを待つかのよう。もしくは米韓豪印+ASEANと連携して中国と多国間協議のようなものを作るとか。そんなことよりお願いしたいのは中国に近隣する諸国の交渉史だ。ロシアやベトナム、そして印度、モンゴル。帝国主義中国の領土拡張の試みとどう闘ってきたのか。外交・軍事・経済とあらゆる観点から分析しそれを示して欲しい。テレビはいつも一面的、即物的、しかも情報量は少ない。紙媒体ややネット媒体に対抗できるのは視点の新しさと映像のインパクト。隣国交渉史、特にソビエト時代からのロシアとベトナム戦争終結後のベトナムの対中交渉には色々示唆があるのではと思う。
21世紀は新しい帝国主義との戦いなのだという自覚を日本人は持つべき。民主政府にはないだろうが。
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