中国への日本の重要カード2010/12/12 [ニュースコメント]
石破元防衛庁長官が朝の政治番組で「中国は北の政治混乱より北の核保有を認めているのでは」と述べた。一連の軍事衝突、天安艦事件、延坪島事件での中国の北朝鮮擁護を崩さない態度から推察を述べているわけだ。この意味について考えたい。つまり中国は北が崩壊し、統一朝鮮となり中国が米軍と国境を接する局面よりは北の核を認めて南北朝鮮体制を温存、今の38度線の緊張状態を維持することを選択したこと意味する。
このブログで筆者は北は「新冷戦」状態を作り、歴史の時計を金日成時代に戻そうとしていると書いた。今回の北が作り出した緊張状態を中国も支持しているとまでは言わないが、認めているのではと考える。日本は中国と北朝鮮という二カ国の核攻撃のターゲットという局面に立たされることとなる。こうした状態を防ぐために日米韓は軍事演習を重ね、一致結束をアピールしている。これは具体的なある段階に事態が進むことを恐れてという指摘がある。それは三回目の核実験である。専門家によればこの核実験によってほぼ核兵器が実行段階となるという。
東アジア海域に日米韓と中朝という冷戦構造が進みつつある。そのカードを最初にひいたのは中朝である。この悪循環を引き戻す一つのカードがある。それは北が第三回目の核実験を行った場合、日本は核兵器開発を行う用意があると中国に言明することだ。東アジアを新冷戦の緊張から取り戻すためにはこういう禁じ手もひつようなのではないのか。平和構築のためにはタブーは必要ない。最悪の状態、戦争を防ぐためだ。
このブログで筆者は北は「新冷戦」状態を作り、歴史の時計を金日成時代に戻そうとしていると書いた。今回の北が作り出した緊張状態を中国も支持しているとまでは言わないが、認めているのではと考える。日本は中国と北朝鮮という二カ国の核攻撃のターゲットという局面に立たされることとなる。こうした状態を防ぐために日米韓は軍事演習を重ね、一致結束をアピールしている。これは具体的なある段階に事態が進むことを恐れてという指摘がある。それは三回目の核実験である。専門家によればこの核実験によってほぼ核兵器が実行段階となるという。
東アジア海域に日米韓と中朝という冷戦構造が進みつつある。そのカードを最初にひいたのは中朝である。この悪循環を引き戻す一つのカードがある。それは北が第三回目の核実験を行った場合、日本は核兵器開発を行う用意があると中国に言明することだ。東アジアを新冷戦の緊張から取り戻すためにはこういう禁じ手もひつようなのではないのか。平和構築のためにはタブーは必要ない。最悪の状態、戦争を防ぐためだ。
2010-12-12 12:28
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