安い理由～韓国の電気料金～

筆者はこのブログで韓国の電気料金が日本の3分の1ということを以前指摘したが

7月31日にテレビで浅尾慶一郎みんなの党政策調査会長がこのことに触れ、なぜ韓国の電気料金が

低いのか脱原発議論の中で解明と議論がが必要と述べた。韓国は日本より

発電において化石燃料の依存度が高い。しかもここ数年ウォン安で輸入にも

日本よりハンデがあるはずなのになぜ安いのか。

ネットでこんなコラムを見つけた。blog.ashiharatawake.com/achives/883

このコラム氏の指摘によると安さにはカラクリがあり、一般家庭の電気料金には

累進制度があり、たくさん使えば使うほど高めに料金を払う仕組みになっているという。

また産業用も国策で電力料金は低めに設定されており、不足分は税金で補填されて

いるという。こうした外貨獲得のために国が主導して安い電力料金制度を作るシステムは

おそらく韓国以外にもＢＲＩＣＳやＮＥＸＴ１１も採用しているか採用する制度だろう。

日本政府、今の官邸にはそれができるのだろうか？世界一高い法人税を取る国が

そのような制度を取るはずがないだろう。

企業は生産基盤を海外に移さざるを得ないだろう。日本そのものがシャッター街に

なる。何によって今の豊かさが維持されているのか日本人は忘却してしまった。

健康保険制度も年金もない、失業率が１０パーセントを超え、平均寿命が縮み出す。

そんな未来がすｋぐそこにある。脱ゆたかさを志向しはじめた日本人。今の所得の

３分の１の生活に日本人は堪えられるのか？