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白紙委任のダイナモに委ねられるか~大阪維新の論理~2012/03/26 [政治]

3月25日の報道2001は話題の大阪維新のトップ2と民自を代表する政策通が相対した。躍進を予想される大阪維新の政策方向を示す「船中八策」。その中でもドラスティックとされる税制とエネルギー政策に民自の議員(桜井充氏と林芳正氏)の疑義が集中した。橋下は彼らへの回答で頻繁に使ったのが「テクニカル」。テクニカルな問題にすぎないというのであるが、論点をずらし、質問に答えていないような印象を持った。民主の公務員採用新年度7割削減を批判し、局長以上を政治任用せよとの論は林氏も評価していた。大阪維新の掲げる政治方向は玉石混合のように筆者は思える。民主のような政権奪取のためのばらまき政策がない一方で激しい抵抗と副作用が予想される政策が含まれている。橋下氏の論跡で諸刃の刃とも思えるのが「白紙委任」だ。選挙で勝利したものは選挙民から行政のあらゆる権限をまかされている、というものだが、これは政治改革を進めるエンジンになる一方で、抵抗勢力に有無を言わせない論理ともなる。
 ともかく今度の総選挙では若者のかなりの部分が大阪維新に投票するだろう。このことで再び起こる混乱を嫌うのか、それとも「日本をもう一度洗濯する」のか。国民はどちらを選ぶのだろうか。
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